データを活かすポイント

経営をしている上で、必ず数値を見ていると思いますが、その数値を活かしているでしょうか。

活かしていると言える自信がない方がいらっしゃるのではないかと想像しています。

よくあるデータの分析の思考

数値が見づらい、どのように見ていいのか分からないという理由で、表やダッシュボードにしている方もいらっしゃると思います。

しかし、過去の数値を一覧で表示をしたり、綺麗にグラフを多く作ったりすることで無意識に分析した気分になってしまうことがあります。

または、資料を作ったという自己満足に陥ったり、その資料の中から活用できる部分だけをピックアップする思考に陥る方もいます。

さらなる数値の深掘り

その資料や数値をどのように活かしていくのか、どの数値やグラフを見ていくのが良いのか、将来につながる数値やグラフなのか、という点が最も重要です。

もしそうでなければ、たくさんの資料や数値を並べることだけでは将来につながりません。

そして何より、表やダッシュボードにしている数値が適切である必要があります。

では、その「活かすべき数値」の見つけ方ですが、現在見ている数値をより細分化することです。

そうすることで、その数値の中から必要な数値が見えてくることがあります。

もちろん、必ず見えるとは言い切れず、特に参考にならないこともあります。

それでも、数値を見ることが苦手でも重要な数値が見えることが多々出てきて、その数値が重要であることも多いので、細かな数値も見ていく必要があると考えています。

そうして初めて、表やダッシュボードを活かすことができるようになるのです。

数値の先の経営の本質

緻密に予測をして管理している経営者の方がいらっしゃいますが、できていない経営者の方も多いのが実情です。

事業を先進させていくためには、人、もの、お金、が必要です。

人はとてもデリケートであるため、経営者・管理者のスキルをあげていく必要があります。

ものは流通販売されていればお金があれば購入できますが、そもそも必要なものに出会えない、あるいは存在しないこともあり、その場合はお金以外に人脈や技術が必要になります。

そしてお金は無いことで事業運営が進められなくなる、先進するためのもの、経営者や社員のためのもので、経営者の経営能力が問われます。

しかし、単純にお金があればいい、ということではなく、経営者と従業員が幸せを感じて生活できているか、そのために事業運営を進めることも必要であると考えるべきです。

将来の日本のために、今、数値管理、予測管理への行動をしませんか。